長期インターン三日目にして辞めたいと伝えた話

Shiraosa/ 8月 9, 2018/ 就活/ 0 comments

どうもシラオサです。久しぶりのブログ更新です。

はい。こんなことしてました。

というわけで

長期インターン3日目にして辞めたいと伝えた話

をしたいと思います。まずは前置き。

そもそも何のインターンをしていたか

自分は夏休みから、とあるベンチャー企業の自社メディア運営にインターン生として参加しました。守秘義務的な紙にハンコを押したのでうどん屋にインターンとして参加したと仮定して業務を説明します。

そのうどん屋さんはうどんの手打ちスクールを展開してました。地元紙に広告の掲載などをして顧客の確保をしていましたが広告費がかかるため自社webメディア「UDON」を立ち上げ、うどんに興味がありそうな人が閲覧しそうな記事を掲載しそこに手打ちスクールの広告を掲載してました。こうすることで広告費が節約できます。

そして僕はその「UDON」のライターをしました。予定では長期インターンになる予定でした。

ってか就活したくないのになんでインターン行ったの?

ライター業には興味があったから。

はいというわけで本題。

三日目の朝、インターンを辞めたいという連絡をした

なぜ辞めたくなったのか

口悪く言うと「UDON」が所謂クソメディアだったから。

自分はネットを汚染する糞アフィやキュレーションサイトが大嫌いなのだが、「UDON」はキュレーションサイトに近かった。ライターには書いて欲しい記事のタイトルと記事の構成が渡されていて、その記事を書く際に競合サイトを参考にして書けと指示されていた。ただコピペはするなとも言っている。

『【2018年版】おいしいうどんの秘密10個』という記事を書く資格があるのは「うどんに精通している人」もしくは「うどん屋さんに取材をした人」であるべきだ。本来はそうなのだ。しかし「UDON」というメディアにはうどん好きのライターもうどんについての取材や調査をする人はいなかった。必要なかった。

なぜなら競合のメディア「SANUKI」「MARUGAME」「HANAMARU」などから情報をかき集めてコピペを疑われない程度に文章をこねくり回せばいいというスタンスだから。

そうこれなら専門的知識は必要ない。誰でも『【2018年版】おいしいうどんの秘密10個』が書ける。

でもこれ!ルール違反だろ!!

そう思った。好きなインターネットを汚染する罪悪感に苛まれた。たった二日で。インターネット好きすぎだろ俺!

だから三日目の朝にして辞めたいですと連絡した。

UDON側の反応は?

UDON担当者「急にどうしたんだよ。君はライターしたかったんじゃないの?」

シラオサ「はい。でもキュレートするのは違うなと思いました」

UDON担当者「キュレートなんて企業のメディアはどこでもやっている。君の考えは理解できない。君のブログは楽しいことをやっているだけでライターはそういうことをする人じゃない」

おわかりだろうか。UDONはこのブログを知っている。面接のときに俺はこのブログを見せている。あと楽しいことで食っているライターはこの世にいる。

シラオサ「いや本当自分勝手ですいません。わかってはいたんですけど実際にやると罪悪感がすごくて」

そう!薄々、クソメディアであることは気づいていた。でもバレなければいいし、SEOとか学べることはプラスになると思っていた。でも実際にやると辛かった。

UDON担当者「まあ分かったよ」

そう!UDONは自分の主張を認めてくれた。

なぜすんなりと辞められたのか?

ごめんなさい。すんなり辞めてはいません。ていうかまだ辞めてはいません。僕は朝の連絡の段階で辞めたいという旨とslackに共有されていたノルマはこなすという旨を伝えていた。読者の方は意外と思うかもしれないけどバックレるほど俺の社会性は損なわれていません!!

相手にとって俺はただのリソースであり計画の一部にすぎない

相手が嫌なのは俺を戦力と数えて立てた計画が成り立たなくなることであり、俺がやめることではない。このことは理解していた。そして自分が9月の計画で戦力として数えられるのを防ぐために急いで辞めたい旨を伝えた。相手は既に9月の戦力として数えていたかもしれないが計画が共有はされてなかったのでセーフだと思っている(自分勝手

辞め方は自由だし辞め時も自由

別に辞め方は自由だと思う。辞め時も自由だと思う。ただ事を荒立てず素早く辞めたいのなら「自分は辞めたいので〇〇以降は戦力に含めないでください」と伝えるのがいいのかなと思う。よくわからんけど。うん、バックれてもいいと思う。

一番可愛そうなのはUDON担当者

なにせUDON担当者は新卒である。新卒にすぐにプロジェクトを持たせたがるというベンチャーあるあるの被害者だし、その担当プロジェクトにシラオサが紛れ込んでしまったのだ。一番可愛そうなのはUDON担当者だ。

その他色々

ノルマの達成まで働くの気まずくない?

安心しなさい。僕は朝の連絡の段階で「また通勤時間を作業に割り当てたいためリモート業務にさせてください」とも伝えていた。リモートバンザイ!僕はノルマ達成まで自室で罪悪感に襲われるのだ!!

UDONのアホな点

UDONは記事の最後にテンプレで手打ちスクールの広告を貼っている。UDONはあくまで手打ちスクールのためのメディアだ。なのにUDON担当者は手打ちスクールの良さなどについては教えてくれなかった。俺はキュレートという行為自体が嫌いだから、手打ちスクールが本当に良いかどうかは関係ないけど他のインターン生のモチベには大きく関わるよね。

こう考えるとモチベに関する管理がUDONはめちゃくちゃ下手だ。「手打ちスクールが好きだから」「文字単価がいいから」とかモチベアップに関わりそうな点が全部だめだった。ちなみに文字単価は0.5円だ。

長期インターンに行くなら

もし長期インターンに行こうと考えているなら「もしかしたらこの企業に就職できるかも。だとしたら嬉しい」となるような企業にのみ行くべきだ。自分はここを間違えたから根本的なモチベが低かったのかもしれない。もしくは企業側はそう考えているやつが来ると想定しているから上記のようなモチベアップ対策が疎かなのかもしれない。もし長期インターンを考えている人がいるなら参考にしてもらいたい。

最後に

UDON担当者は僕にこんなことを言っていた。

「もし友達にライター業務が気になっている人がいるなら紹介してほしい」

うどんが好きでライターに興味がある人は連絡ください。紹介します。

っていうか俺の紹介するやつをこの後に及んで信用するなんてウケるな。

 

 

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